仮執行宣言付き支払督促を得て、債権回収をする5つのポイント
未払いの売掛金や貸付金をなんとかして取引先から回収したいというとき、債権回収の方法の1つに「支払督促」というものがあるのを御存じでしょうか。 特に、取引先に対する催促への反応から、債権額や支払時期、契約の有無に関しては争いがないと思われるようなケースでは、支払督促が利用されることが多くあります。 債権の存在や内容には争いがないけれど、取引先が単に支払いを拒んでいる場合や、自社側に未払債権について有利な証拠がある場合など、たとえ訴訟になったとしても高い勝算が予想されるときは、「支払督促」を利用する価値があり ...
強制的に債権回収する4つの裁判手続の特色を、弁護士が解説。
取引先に対して売掛金を支払うように散々催促しても「聞く耳をもたない。」という場合、任意での債権回収の手段を尽くしても、これ以上は効果がないおそれがあります。 ズルズルと放置しておくのはお勧めできず、もはや裁判をするしかない段階であるといえるでしょう。 任意の交渉がうまくいかず、にっちもさっちもいかなくなった企業が考えるいわば最後の手段、それが裁判所を介しての債権回収です。 確かに、裁判手続きには時間と手間、そして費用がかかります。 もっとも、裁判手続きの結果、勝訴あるいは自社にとって有利な和解をすることが ...